高木菜那「最高の五輪に」優勝インタビュー直前にはキュートに前髪チェック
スポーツ報知

◆平昌五輪第16日 ▽スピードスケート女子マススタート決勝(24日、江陵オーバル)
マススタート女子で初代女王となった高木菜那が優勝インタビューに応じた。前髪を気にしながら引き揚げてきた菜那は、インタビュー前にもカメラに向かってキュートなしぐさで前髪チェック。納得してうなずいてから、喜びの声を発した。一問一答は次の通り。
―初代女王ですが。
「この種目が始まってから、銀だったり銅メダルだったり、表彰台に上がったことはあるが、金メダルという一番高い所に上ったことは今までなかった。最高の舞台で一番高い所に上れて本当にうれしい」
―オランダのスハウテンの後ろにずっとついていた。
「オランダ勢が2人いたので、作戦的に2人で最後に仕掛けてくると思っていたので、イレーネ選手(スハウテン)の後ろにずっとついて、狙えるところで狙おうとずっと考えていた。
―これで2つ目の金。
「本当は、1回目で佐藤(綾乃)が転んでしまったので、2人でワンツーフィニッシュを狙っていたが、佐藤の分まで金メダルを取りに行くぞという気持ちで。パシュートでメダル取れたので落ち着いてマススタートに臨めた」
―どんな大会だったか。
「一番最初は悔いの残るレース(5000メートルで12位)で申し訳なかったが、残り2本で自分の最高の滑りができて、最高のオリンピックになった」