“レジェンド”葛西、ラージヒル予選通過も自虐「ゴミです」
スポーツ報知

◆平昌五輪第8日 スキージャンプ男子個人ラージヒル予選(16日、アルペンシア・ジャンプセンター)
57人が参加し、「レジェンド」葛西紀明(45)=土屋ホーム=ら日本勢4人は、ともに17日の決勝進出を決めた。小林陵侑(21)=土屋ホーム=が143・5メートルの大ジャンプをみせて127・6点の3位で通過。葛西は122・5メートル、104・2点で22位だった。
葛西紀明「ゴミですね、ゴミ! 練習でいいジャンプができなくて、不安が残るままやってしまった。すごく消極的なジャンプ。予選を無事通ればいいというジャンプだった。ゴミです。自分に腹が立つという感じ」
小林陵侑(143・5メートルの大ジャンプで予選3位)「うまく風に乗れたのがよかった。すごく気持ちよく浮いた。2本目はよかったが、ちょっときょうの1本目(試技)はあまり納得いくジャンプではなかった。修正してあしたに臨みたい。しっかりアプローチに乗ってくるところを気をつけたい。あしたはノーマルの7位を超えられるように飛びたい」
竹内択(予選27位)「きょうは通ればあしたにつながるので、あしたまでに自分のジャンプができるようにということで、最終調整ということで飛んだ。ポイントは風ですね。当たれば行くし、当たらなければ行かないので。ノーマルヒルより当たりはずれある。普段の行いとかがもろに出る。ノーマルのときは自分の実力が出せなかったのは仕方ない。選ばれたからには上位にいきたい。自分のジャンプを集中したい」
小林潤志郎(予選37位に終わり)「思い切って飛んでみたが、課題が残る。台に力伝えられずタイミングが遅れたりしているので、しっかり直したい。日本代表として選んでもらっている。あきらめず最後まで飛びたい」