高木美帆、低地自己ベストも3000M5位でメダル逃す「この結果を無駄にしないでいきたい」

スポーツ報知
力走する高木美帆

◆平昌五輪第2日 ▽スピードスケート女子3000メートル(10日・江陵オーバル)

 平昌五輪でメダル量産が期待されるスピードスケートは10日、女子3000メートルから始まった。

 中学3年で出場した10年バンクーバー大会以来、2大会ぶりに出場した高木美帆(23)=日体大助手=は4分1秒35で5位。1位から3位までをオランダ勢が独占した。高木は同組で滑った3位のデヨング(オランダ)に1秒33差だった。

 女子3000メートルの日本勢では、バンクーバー大会の穂積雅子以来2大会ぶりの入賞。次戦は12日。今季W杯4戦4勝と本命の1500メートルで、日本女子初の金メダル獲得へ挑む。

 高木美帆「(低地自己ベストだったが)同走の選手に勝っていたら表彰台に乗れたというところで、負けてしまったので悔しいところ。それでも、大舞台で今持っているレースで出せる力は悔いなく出し切れたのかなと思っている。自己ベストでのこの結果なので、まだ上位を取る力がないんだなと受け止めています。それでも、もっとこの先、明日以降のレースでできることはたくさんあると感じた。1種目のチャンスは1つしかないけど、この舞台で戦うチャンスは人よりあることは強みになっていくと思う。このレースでの結果を無駄にしないでいきたいなと思っています。(もっとできると感じた部分は)このリンクではスピードを出した方が感じがいいと思っている。細かいところにはなってくるが、感覚の部分でもう少し、伸びていく感覚を求めているので、しっかりと修正して求めていきたい」

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