スケート住吉都選手が20日に自室で死去、恩師もショック「なぜ、どうして」
スポーツ報知

スピードスケート女子短距離で2014年ソチ五輪代表の住吉都(すみよし・みやこ)選手が、20日に長野市内の自室で死去していたことが分かった。23日、所属先のローソンが明らかにした。30歳だった。死因などは公表していない。遺族の希望で葬儀・告別式の日取りなどは非公表。
北海道出身の住吉選手は、平昌五輪代表の小平奈緒(31)=相沢病院=と信州大で同級生。ともに出場したソチ五輪は500メートルが14位、1000メートルが22位。関係者によると、同五輪後に発足したナショナルチームから外れ、スピードスケートを専門とするコーチも不在の状況が続いていたという。
昨年12月末の平昌五輪代表選考会では500メートルが18位、1000メートルが16位と振るわず、五輪切符を逃していた。ある関係者は「一人で練習する気苦労もあったと思うが、突然のことで驚いている。何があったのか…」と絶句した。
× × ×
住吉選手の母校・釧路北陽高の恩師、榊稔監督(60)も教え子の突然の訃報に、ショックを隠せなかった。現在開催中の高校総体(山梨県)に6選手を引率して参加中で、22日に住吉選手の母親から連絡を受けたという。「まさか、なぜ、どうしてという気持ち。今も気持ちの整理がついていない」と話した。
「高校時代は全国大会で入賞程度で際立った成績はなかったが、文武両道の努力家だった」と振り返った。最後に本人と会話したのは昨年8月、帯広での合宿中で「腰痛で十分な練習ができない」という住吉選手を「焦らず、故障を治すことが先決」と励ましたという。
ソチ五輪代表の住吉選手に続き、同じ釧路北陽高出身で平昌五輪代表となった佐藤綾乃(21)に対しては「ショックだろうが、自分を信じて力を出し切ってほしい」と話した。