大関取りの御嶽海…目標は「勝ち越しです」と控えめ

スポーツ報知
秋場所は東関脇になった御嶽海は真新しい番付表を手に笑顔を見せた

 日本相撲協会は27日、大相撲秋場所(9月9日初日・両国国技館)の新番付を発表した。名古屋場所で初優勝した御嶽海(25)=出羽海=は西から東の関脇に“昇進”。三役在位は10場所連続で、過去2場所は9勝、13勝と秋場所で11勝以上を挙げれば大関昇進の目安となる3場所合計33勝に到達する。

 この日、東京・墨田区の出羽海部屋で会見した御嶽海は大関取りについては自然体を強調。「自然と来るんじゃないですか。自信? はい」と答え、具体的な目標を「勝ち越しです。大関取りとかありますけど2ケタより負け越さないこと。上の意識があります。だから勝ち越して自分の相撲をとる、15日間自分の相撲をとることです」と地に足の付いた抱負を並べた。

 夏巡業は約1か月、26か所を回るハードな日程だったが、「水分、睡眠をしっかりとることを意識した。体調を崩さないようにしたけど食欲旺盛で太ってしまった。2週間で絞って初日に臨みたい」と意気込んだ。

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