尾木ママ、「女性は土俵から降りて」アナウンスに警鐘「深刻」

スポーツ報知
尾木直樹氏

 尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(71)が5日、自身のブログを更新。4日に京都府舞鶴市で行われた大相撲春巡業の土俵上で、あいさつをしていた多々見良三舞鶴市長(67)が突然倒れた際、救助のために土俵に上がった女性をとがめるアナウンスがされていたことに「的確な判断力がないことが深刻」と指摘した。

 尾木ママは「人命救助で土俵上に上がってるのに『降りろ』とはーー」のタイトルで記事をアップ。市長を救助した女性に対し、行司から「女性は土俵から降りてください」と何度もアナウンスがされたことに「女人禁制の伝統がある土俵上ではあっても命にかかわる救急事態 【伝統】優先している場合じゃないでしょう!」とつづった。

 「行司さんの責任感のある行動は理解できない訳じゃありません!」としたが、「社会的常識で判断できなかったとはーー残念過ぎます」と尾木ママ。「いや~相撲協会の意識古いだけでなく、的確な判断力がないことが深刻なのではないでしょうか」と指摘した。

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