3選の八角理事長が暴力根絶と100年先の大相撲を語る

スポーツ報知
会見を終え、会場を後にする八角理事長

 日本相撲協会の新理事による互選で八角理事長(54)=元横綱・北勝海=の続投が26日、決まった。協会幹部によると、対立候補はおらず理事13人の賛成で3選が決定した。

 東京・両国国技館で行われた記者会見では「まずは暴力問題の根絶に取り組むことが第一課題であると強く認識しております。危機感とスピード感を持ってこの問題に取り組む必要があると思っています。再発防止検討委員会の動きにも歩調を合わせながら、研修会など協会が主導して行うことができるものは何でも取り組んでいきたい」と強調した。

 さらに「100年先に大相撲を残したい。ちょんまげ文化、着物文化、相撲文化。国技館に入れば江戸時代。そういう文化を残していきたい。よい文化を残しながら、改革も進めていく」と角界発展に言及。力士のリハビリ施設やファンサービスの充実にも意欲を示した。

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