【箱根駅伝】日体大、7位で3年連続シード獲得へ好発進 5区・小町が5人抜きの力走

スポーツ報知
往路7位でゴールした日体大5区・小町昌矢

◆報知新聞社後援 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(2日、東京・読売新聞東京本社前―芦ノ湖、5区間=107.5キロ)

 4人の4年生が好走した日体大は、渡辺正昭駅伝監督(45)就任後3年連続のシード獲得へ好発進した。前回5区区間9位の辻野主将(4年)が、左足の故障で欠場。1週間前に5区起用が決まった副将の小町が3年ぶり2度目の“ヤマ場”で、5人抜きの区間5位の力走で往路7位。4年ぶりの往路1ケタ順位に「小町が頑張ってくれた。1年時(区間19位)のリベンジに燃えて、集中して走ってくれた」と指揮官も笑顔。

 辻野は5区の小町に付き添い、レース直前まで助言。小町は「ずっとチームを引っ張ってくれた辻野のためにも」と、感謝の思いを胸に快走を演じた。「目標の総合3位もいけると思う」と、小町は有力選手の残る復路に自信を見せた。

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