亀田興毅、引退試合の10カウントゴング途中で変心「ロマゴンと拳を交えたい」

スポーツ報知
ポンサクレック(右)とスパーリング形式で対戦した亀田興毅

◆プロボクシング▽スパーリング6回戦 亀田興毅-ポンサクレック・ウォンジョンカム(5日、東京・後楽園ホール)

 プロボクシングの元世界3階級制覇の亀田興毅(31)が5日、東京・後楽園ホールで1日限定で挑んだ現役復帰戦で、元WBC世界フライ級王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(40)=タイ=に2回12秒の“TKO勝ち”。ジャッジのいないレフェリーだけの3分6回のスパーリング形式で対戦し、左ストレート一発で10年にプロ初黒星を喫した因縁の相手を倒した。

 2年半のブランクを経て挑んだリングは引退試合も兼ねたが、試合後の10カウントゴングの途中で突然、引退を白紙撤回。元4階級制覇のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の名を挙げ、「この選手とだけはどうしても拳を交えたい」と熱望。「実現できるならいつでもいい。最後のわがままです」と頭を下げた。

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