張本智和、韓国のエース破り決勝進出 

スポーツ報知
李尚洙からポイントを奪い喜ぶ張本智和

◆卓球ワールドツアー・ジャパンオープン荻村杯 最終日(10日、北九州市立総合体育館)

 卓球のジャパン・オープン荻村杯は10日、北九州市立総合体育館で男子シングルス準決勝などが行われ、世界ランク10位の張本智和(14)=エリートアカデミー=が、8位の李尚洙(韓国)を4―2で下し、決勝進出を決めた。

 前日の準々決勝で世界王者の馬龍から金星を挙げた張本が、韓国のエースも破った。第6ゲームは0―5から逆転するなど、勝利への執念を見せ、「取られたゲームは少し相手にあっさり取られたけど、取るゲームはしっかり競って取れて良かったと思います」と喜んだ。

 もう一方の準決勝は、ボル(ドイツ)が首の痛みを訴えて棄権。張本は同日の決勝で2012年ロンドン五輪金の張継科(中国)と対戦する。「勢いと実力なら負けないと思う。昨日の馬龍選手や今日のようなプレーができたら」と頂点を見据えた。

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