日大学長、「配慮」求め「信頼回復」目指す文面を公式サイトに掲載

スポーツ報知
アメフト部の問題で会見する大塚吉兵衛日本大学学長

 日本大学の大塚吉兵衛学長(74)は25日、記者会見後に「お詫びとお願い」と「学生・生徒及び保護者のみなさまへ」向けた文面を大学の公式サイトに掲載した。

 「お詫びとお願い」では冒頭で“反則タックル”で被害を受けた関西学院大学選手、アメリカンフットボール関係者らへ向け謝罪。第三者委員会で真相究明を進める一方で、関東学生アメリカンフットボール連盟による調査結果も真摯に受け止めるとした。そして「日本全国の皆様に私からお願いしたいことがございます」と切り出し「本学の学生・生徒等につきましては,日々勉学等に真剣に取り組んでおりますので、ぜひ彼らの成長を暖かくお見守りいただき、彼らの日常が平穏なものとなりますようにご協力をお願いいたします」と一般学生への配慮を求めた。

 また学生、保護者へ向けては「本学の学生を、一人で記者会見の場に立たなければならない状況に追い込んでしまったことにつきまして、その責任を痛感しております。私は本学の教学の責任者である学長として、当該学生については、一日も早く学業に復帰し、在学中はもとより、卒業後においても社会で活躍できるように、全力でサポートを行います」と約束。「『学生と向き合う』ことを第一に、全教職員を挙げて本学すべての学生・生徒に対する支援に取り組んでいくことを各部科校長に指示。一日も早く本学への信頼が回復されるように真摯に取り組んでまいります」とした。

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