ソフトボールの“羽生世代”岡村奈々、4安打完封でエースに名乗り

スポーツ報知

 ソフトボール女子日本代表が4日、千葉・鴨川市内での合宿を公開した。紅白戦の1試合目では野球の大谷翔平、フィギュアスケートの羽生結弦らと同じ“ワンダフル世代”と呼ばれる1994年生まれの右腕・岡村奈々投手(23)=日立=が4安打完封。20年東京五輪金メダルへの切り札に名乗りをあげた。

 高校1年時に史上最年少15歳で日本代表に選出された逸材だ。紅白戦では力のある速球を主体に、課題とする変化球でもタイミングをうまく外した。「塁に出してもいかに抑えるか。ゼロに抑えて勝てたのはよかった」とうなずいた。

 同世代では羽生の大ファンで、平昌五輪での連覇には感銘を受けた。「自分も五輪に出られるなら、金メダルを取れるような選手になっておかないと」。8月に世界選手権(千葉)も控え、結果を出して五輪につなげる構えだ。

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