ジェイ・ホワイト、棚橋弘至下しIWGPヘビー初戴冠…新日・大阪決戦全成績

◆新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」大会(11日、大阪・大阪府立体育会館、観衆5570人札止め)
メーンイベントでIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(42)が挑戦者・ジェイ・ホワイト(26)に敗れ、初防衛を逃した。テキサス・クローバーホールド、スタイルズ・クラッシュなどでホワイトを追い詰めた棚橋だったが、最後は勝負を決めに行ったハイフライフローを空中で受け止められた所に必殺のブレードランナーを食らい、屈辱の3カウント。第68代王者となったホワイトは、初のIWGPヘビー戴冠となった。
ホワイトは「新しい俺の時代だ。自分こそが真の王者だ。誰も文句はないだろう」とマイクアピールした。
セミファイナルのスペシャル・シングルマッチでは、復活を期す元IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)がバッドラック・ファレ(37)を雪崩式ブレンバスターから必殺のレインメーカー連発で下した。
IWGPジュニアヘビー級選手権試合では王者・石森太二(36)が田口隆祐(39)を下し、初防衛を果たした。石森は試合後、解説席の獣神サンダー・ライガーをリング上に招き寄せ、対戦を要求。ライガーもリングに上がり「ボウズ、おまえが俺に対戦要求するなら、おれはいつでも、どこでも、そのベルトを奪いに行くよ」と次期挑戦者に名乗りをあげた。
▽6人タッグマッチ20分1本勝負
〇天山広吉、獣神サンダー・ライガー、小島聡(12分56秒 反則)鈴木みのる、TAKAみちのく、飯塚高史●
▽タッグマッチ20分1本勝負
〇SANADA、EVIL(10分08秒 マジックキラー→体固め)吉田綾斗、海野翔太●
▽6人タッグマッチ20分1本勝負
〇内藤哲也、鷹木信悟、BUSHI(11分02秒 デスティーノ→片エビ固め)タイチ、エル・デスペラード、金丸義信●
▽タッグマッチ30分1本勝負
〇チェーズ・オーエンズ高橋裕二郎(9分38秒 パッケージドライバー→エビ固め)YOSHI―HASHI、本間朋晃●
▽タッグマッチ30分1本勝負
〇タマ・トンガ、タンガ・ロア(9分44秒 ガン・スタン→片エビ固め)真壁刀義、矢野通●
▽IWGPジュニアヘビー級選手権試合60分1本勝負
〇石森太二(16分10秒 ブラディークロス→エビ固め)田口隆祐●
※石森が初防衛
▽スペシャル・シングルマッチ60分1本勝負
〇オカダ・カズチカ(18分10秒 レインメーカー→片エビ固め)バッドラック・ファレ●
▽IWGPヘビー級選手権試合60分1本勝負
〇ジェイ・ホワイト(30分28秒 ブレードランナー→片エビ固め)棚橋弘至●
※ホワイトが新王者に