フジ三宅アナ、メイウェザーの大みそか決戦白紙報道に「これだけの大物選手の契約で細部に渡ってやらずに発表なんてことあるのかな」

9日放送のフジテレビ系「めざましテレビ」(月~金曜・前4時55分)でプロボクシング元世界5階級王者フロイド・メイウェザー(41)=米国=が自身のインスタグラムを更新し、大みそかの格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)でのキックボクシングの“神童”那須川天心(20)=TARGET=との対戦について「合意していない」と主張したことを報じた。
主催のRIZIN側は5日に、都内で両選手が出席のもと会見を開き、対戦を発表していた。だが、日本から帰国したメイウェザーは一転、インスタグラムに「那須川との公式な対戦には決して合意していないことを、はっきりさせたい。日本に行くまで彼のことを聞いたことはなかった」とつづった。さらに「RIZINが選んだ相手との3分3回のエキシビションマッチというオファーだった。少人数の裕福な観客を対象にした純粋なエンターテインメントで、公式戦ではなく、世界中へのテレビ中継もないと聞いていた」と説明。会見では、フジテレビでの中継と世界配信もあることが発表されていた。
約150人の報道陣、関係者らが集まった会見の内容について「私の同意なしに、承認されていない取り決めによって完全に不意を打たれたことを保証する」とRIZIN側の一方的な動きによるものだと強調。「会見場に到着すると話が脱線した」と食い違いを明かし「すぐに止めるべきだった。間違った情報を与えてファンに謝罪したい」とした。
RIZINの広報担当者は現在、先方の真意を確認しています。現時点では会見の内容が全てです」と対応に追われていることをうかがわせた。
RIZINを中継するフジテレビの三宅正治アナウンサー(55)は「これ公式戦じゃなくてエキジビションマッチで中継もないよとそういう風に言われたとメイウェザーが言っている。ただ、これだけの大物選手の契約でそこまで細部に渡ってやらずに発表なんてことあるのかなと思うんですけど」と指摘し「やって欲しいな」と期待していた。