内藤、右目から流血の末、ジェリコに敗れIWGPインターコンチ王座陥落
スポーツ報知

◆新日本プロレス「DOMINION6・9 in OSAKA―JO HALL」大会 ▽IWGPインターコンチネンタル選手権試合60分1本勝負 〇クリス・ジェリコ(17分16秒 コードブレイカー→片エビ固め)内藤哲也●(9日・大阪城ホール、観衆1万1832人札止め)
「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の総帥・内藤哲也(35)が米WWEのスーパースター・クリス・ジェリコ(47)との流血戦に敗れ、IWGPインターコンチ王座初防衛に失敗。王座から陥落した。
先月4日の試合後にジェリコに襲撃され、額から大流血した内藤。この日も白いスーツを着ての入場中にジェリコに襲撃され、場外乱闘に。開始のゴングも鳴らないまま、カメラの三脚で殴打された上、放送席の机にパワーボムで叩きつけられ、ボロボロに。さらに机の上でDDTを食らった。
スーツ姿のまま、リング上でもライオンサルトを食らい、右眼球から流血した内藤。右目、左ほほから血を流したまま、反撃に出たが、試合は終始、世界的スター・ジェリコのペースに。
必殺のデスティーノを狙ったが、かわしたジェリコに急所蹴りを受け、悶絶。そこに必殺のコードブレイカーを食らい、屈辱の3カウントを奪われた。
試合後もリング上で動けない内藤をジェリコは奪ったばかりのベルトや腰から外したベルトでめった打ちに。助けに入った「ロス・インゴ―」の仲間・EVIL(31)に肩を抱かれて退場した内藤は半失神状態で終始、無言。ジェリコは試合後、今後の新日継続参戦の意向を表明。最初の挑戦者にはEVILが有力と見られる。