オスプレイ、IWGPジュニアV4に自信「ヒロムもベストだが、俺もベストだ」

スポーツ報知
9日のIWGPジュニアヘビー級戦の調印式に臨んだウィル・オスプレイ(左)と高橋ヒロム

 9日の新日本プロレス大阪城ホール大会でIWGPジュニアヘビー級王座をかけて激突する王者のウィル・オスプレイ(25)と挑戦者・高橋ヒロム(28)が7日、東京・目黒の新日本社で調印式に臨んだ。

 V4に挑むオスプレイは「この対戦が決まってから、ずっと自信はある。(伝説のジュニア戦士)ダイナマイト・キッドのようになっていきたいし、このベルトをかけて戦うことは私たちにとって、とても大事なこと。ジュニアのステータスを上げたいんだ」ときっぱり。

 隣のヒロムを見つめながら「君もベストだが、僕もベストだ。互いの技と体をかけて戦おう」と呼びかけた。

 6日に新日ジュニア最強を決める「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」で初優勝を飾ったばかりのヒロムはまず「異議あり!」と一言。「今回、第7試合ですか? セミファイナルということですか? トリプルメインイベントでどうだ? ジュニアが、いつかメーンを取りたいんだから、それは(試合順を)意識しますよ」と試合順にまくし立てた。

 さらに、「(BOSJ優勝で)世界一のジュニアとなりました。世界最強はどっちなのか。決めようじゃないかと思います。どちらがNO1か? この最強のベルトが欲しいよね。勝つよ、勝つ」と叫んだ。

 2月の大阪以来の激突となる2人。ヒロムはオスプレイの必殺技・ストームブレイカーについて「気をつけるとしか言えないです。あの技を食らったら、終わりだから」とニヤリ。オスプレイもヒロムの必殺技・ディーについて「あの技を食らわないように気をつけたいと思う。でも、英語だと男性の性器を示す言葉になってしまうぞ」と、ずばり指摘。これにはヒロムも「ヤバイな。そうか。シリアスな問題だな。それで頭がいっぱいになっちゃったよ」と最後まで困惑していた。(中村 健吾)

格闘技

×