逆輸入戦士ノブ・ハヤシ、3・1後楽園ホールでデビュー20周年記念大会「勝利もたらしたい」

スポーツ報知
会見するノブ・ハヤシ(中央)

 ドージョーチャクリキは21日、都内で会見を開き、3月1日に後楽園ホールで格闘技大会「CHAKURIKI3」を開催することを発表した。

 同大会は、98年にオランダでデビューしたキックボクサー、ノブ・ハヤシ(39)のデビュー20周年記念として行われ、ノブはメインイベントで欧米出身の外国人選手と対戦する。

 ノブは、オランダで修業しキックボクサーとしてデビュー。99年にはK―1に参戦。同年のジャパンGPで準優勝するなど逆輸入選手として活躍した。2009年には急性骨髄性白血病を発症し6年間の闘病生活を送った。骨髄移植を受け難病を克服し15年に奇跡的な復活を果たし現在、ドージョーチャクリクジャパン道場で指導しながら選手としてもリングに上がっている。

 大会は日本骨髄バンクチャリティとして行われる。会見でノブは「骨髄バンクチャリティで行われることが嬉しいですし、20周年記念大会を後楽園で試合ができることが嬉しい」と明かし、試合に向けて「勝つことを意識して気合の入る試合をする。20周年で勝利をもたらしたい」と意気込んでいた。

 大病を経た上での20年に「実質、6年間、休んでいましたし、デビューした時はここまで長くやっているとは思ってもみなかった。淡々と人生を歩んでいたら20周年になっていました」と振り返った。現在も月1回の通院と投薬を欠かしていないが病気をしたことで「周りの人たちに支えてくれたことに感謝したい」と明かしていた。

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