ダンカン、たけしの独立騒動で激白「森社長は株を会社の金で買って自分の名義にしている」

スポーツ報知
ダンカン

 4日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)に「たけし軍団」のダンカン(59)が生出演。師匠・ビートたけし(71)の所属事務所「オフィス北野」独立“騒動”について激白した。

 冒頭、MCをつとめる俳優でタレントの坂上忍(50)に「騒動の渦中にいるダンカンさんです」と紹介されると、「ここまで事が大きくなるとは思わなかった」とつぶやいたダンカン。

 ダンカンは「オフィス北野」の森昌行社長(65)がたけしの知らない間にオフィス北野の筆頭株主になっていたこと、社長や幹部、社員の給与が高額になっていたこと、オフィス北野が赤字転落していたことなどを今月1日、ブログで告発。森氏は告発に対し、3日夜、フジテレビの取材に答え、「極めて不本意」としたが、「我々の声明文が凝縮された(真実の)全てです」と反論。

 「殿は株主ですから、(株を買い占めるとか)そういう時は株主総会を開かなきゃいけないのに、(森社長から)全く相談はなかった」と暴露。「(騒動の)発火点は(会社が)赤字と言われた時です。俺たちはこれだけフル回転で働いてきたのに、赤字っておかしいだろと、筆頭株主であるたけしさんが(決算書などを)見せてくれと言ったら、株もおかしいことになっていたということです」と疑惑発覚の過程を説明した。

 森社長に関して、「株だって会社の金で買って、自分の名義にしている」と批判したダンカン。そもそものオフィス北野設立の経緯についても「勘違いしないで欲しいのは、もともと、フライデー事件があった後、たけしさんと我々軍団が始めた会社です。社長がいないなという話になった時、そう言えば森さんとは仲いいし、一番信頼できるから社長になってもらったという順番です。そうしたら、株を買い占めてしまった」と話した。

 「森社長の分をみんな均等にしておまえらに渡すからと(たけしは)言ってくれた。たけしさんって、35年付き合わせていただいてますけど、いつもボケまくって笑わせてくれて。みんなにポチ袋でお小遣いまでくれる人。その人がこういう問題起きて、いつもの笑顔がない。元気がない状態になった。我々軍団にとって、誰が大事かとなったら、たけしさん。そのためにやらなきゃならないだろと(告発の)話になった」とダンカンは熱く訴えた。

 番組ではオフィス北野の2016年度の売上高が25億9300万円、利益が1億1700万円と紹介。この額について、ダンカンが「稼ぎの8割以上はたけしさんです。俺ら軍団は情けないですね」と正直に話す場面もあった。

芸能

×