【日本ハム】斎藤佑樹 30代初先発も4回7失点で即2軍

スポーツ報知
4回2死三塁、中谷(左)に2ランを打たれた斎藤(カメラ・頓所 美代子)

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム5―10阪神(12日・札幌ドーム)

 またも期待に応えることはできなかった。斎藤の球はことごとく阪神打線に捉えられた。3連敗中の流れを止めるべく今季2度目の先発を託されたが、4回8安打7失点で交代を告げられた。「中継ぎ陣にも迷惑をかけ、またカードの初戦を任されたにもかかわらず、申し訳なかった。試合をつくれなかったというのが一番」。昨年5月31日のDeNA戦(札幌D)以来となる白星をつかめなかった。

 6日に30歳の誕生日を迎えて臨んだ、30代初先発だった。初回は先頭の糸原に四球を与えたが後続を打ち取り、切り抜けた。だが勢いに乗り切れなかった。2回は3安打で1点を失い、3回は先頭の糸原に再び四球を与えたところから1死満塁とピンチを広げ、中谷の左犠飛であっさりと2点目を献上。4回は2本塁打で5点を奪われた。

 2軍戦9試合で防御率2・51と安定した成績でつかんだチャンス。カットボール、フォークなどを織り交ぜ、打たせて取る投球を目指した。だが際どいコースの変化球を見極められ、4イニング中3度、先頭への四球を与えるなど5四球。栗山監督は「何とかしようとする思いは伝わってきた」とかばったが、斎藤は「もったいない四球もあった。低め(の球)がうまく決まらなかった」。前回登板、4月7日のロッテ戦(東京D)では4回途中1失点ながら8四死球で降板したが、同じ轍(てつ)を踏んだ。

 チームは今季初の4連敗。試合後は指揮官と話し合い、13日に出場選手登録を抹消されることが決定。「もう一回しっかりやってこい」と伝えた栗山監督は「苦しめば苦しむほど生まれるものもあると信じている」と奮起を期待した。プロ8年目。この悔しさを生かせなければ、再起への道は開けない。(小島 和之)

 ○…この日は斎藤だけでなく、広島・福井もオリックス戦に先発して6回4失点で敗戦投手に。西武・大石もヤクルト戦に5番手救援し、1回を3者凡退に封じるなど、10年ドラフト1位の「早大三羽がらす」がそろい踏みした。3人の同日出場は12年7月29日以来、6年ぶり2度目だった。

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