【DeNA】ラミ・マジック!初先発の平田、5回0封&代打・乙坂、逆転打
スポーツ報知

◆巨人3―6DeNA(11日・東京ドーム)
今年も、打ち始めたら止まらない。ハマのニューマシンガン打線が、前夜の上原に続き沢村を粉砕。DeNAが4連勝で勝率を5割に戻した。
1点ビハインドの8回。2番からの好打順も大和と筒香が倒れて2死となったが、簡単には諦めない。ロペスが中前打を放つと、ラミレス監督がすかさず動く。代走・宮本。足での揺さぶりに、沢村が敏感に反応する。続く宮崎は3ボール1ストライクの有利なカウントから中前打で一、三塁の逆転機をおぜん立てした。
ラミちゃんマジックの続く一手は代打・乙坂。「状態がいい」と、前日は約2年ぶりにスタメン起用した24歳の若武者。「それに、彼は東京ドームでよく打つんだ」。データ派の指揮官は、前夜のマルチ安打に加え、16年4月21日の同カードで沢村から代打同点弾を放つなど、相性の良さも知っていた。
重圧のかかる場面にも、乙坂は「今日は戸柱さんの誕生日なんで、勝ちたかった」と軽口が出るほどの強心臓。「打てる球が来たら思い切りいくつもりだった」と、2ボールからの152キロを右中間に運んで試合をひっくり返した。
連打はまだ終わらない。3試合ぶりにスタメン復帰の桑原が、復調をアピールする中前打で続くと、締めは途中出場の戸柱が28歳のバースデーを自ら祝う2点二塁打で、連夜の大逆転劇が完成。3番手の三嶋に2年ぶりの白星も転がり込むおまけ付きだ。
「2試合続けてこういう試合ができたのは、選手の自信になる」とご満悦のラミちゃん。そもそも接戦に持ち込んだのも、プロ5年目の中継ぎ右腕・平田を初先発マウンドに送る大胆采配から。打つ手が当たり、ナインが応える。ベイの強さは本物だ。(星野 和明)