【中日】松坂は5回3失点で降板 毎回走者も5奪三振…守備乱れで失点重なる

スポーツ報知
5回3失点だった松坂(カメラ・杉山 彰一)

◆中日―巨人(5日・ナゴヤドーム)

 平成の怪物が、日本で4209日ぶりの先発マウンドに上がった。

 試合は初回から動いた。先頭の立岡に内野安打、直後に盗塁を許し、吉川尚の中飛でタッチアップし三進。坂本に四球を与えた後、ゲレーロに左前適時打を浴びいきなり1点を失った。しかし、マギー、岡本を連続空振り三振でピンチを脱した。

 味方打線も奮起。直後の初回1死三塁から、アルモンテが適時二塁打。「当たりは良くなかったけれど、良い所に落ちてくれて良かったよ」と同点打を喜んだ。

 松坂は2回も先頭の亀井を142キロの直球で、三者連続となる空振り三振。走者は許したが、この回は無失点で切り抜けた。

 3回は先頭の吉川尚の中前にポトリと落ちる二塁打、坂本の詰まった右前打、ゲレーロの四球で無死満塁のピンチ。続くマギーの遊ゴロ併殺の間に1点を失って勝ち越しを許し、さらに岡本のゴロを、遊撃の京田が悪送球してもう1点を失った。

 4、5回も得点圏に走者を背負いながら、粘りの投球で追加点を許さなかった。5回の攻撃で代打を出され降板。5回で96球を投げ8安打3失点(自責2)、奪三振は5だった。

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