【ソフトバンク】柳田、4億円×3年=12億円プラス出来高「『いいなー』と思ってみていた給料に」
スポーツ報知

ソフトバンク・柳田悠岐外野手(29)が23日、福岡市内のヤフオクD内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1億4000万円増で日本人野手最高となる年俸4億円プラス出来高の3年契約を結んだ。「すごいお金です。すごいです」。名実ともにトッププレーヤーの仲間入りを果たし、無数のフラッシュを浴びた。
今季、9月20日の日本ハム戦(札幌D)で右脇腹を痛め離脱したものの、打撃3部門でトップを争い、打率3割1分、31本塁打、99打点で全てベスト3入り。「3割、30本は打てたし最低限の仕事はできた。チームも日本一になれたし良かった」と、今季を振り返った。
順調なら来季中に国内フリーエージェント権の取得条件を満たすため、球団も複数年での大型契約を準備。「無名でボールがバットに当たらないカスみたいな選手を2位で指名してくれた」と感謝。球団の日本人最高年俸にも並び、「『いいなー』と思ってみていた給料になりました」と笑顔満開だった。
柳田が4億円に到達し、日本人選手の年俸トップ10にソフトバンク勢が6人も名を連ね、サファテ(5億円)、デスパイネ、バンデンハーク(ともに4億円)の外国人トリオも含めると、4億円超えが8人という脅威のチーム。その顔ともいえる存在となった柳田は、「松井秀喜さんのような、子供が目標にしてくれるような日本一の選手になりたい」と、さらなるレベルアップを誓った。(戸田 和彦)