大谷を警戒、世界一アストロズ指揮官が「デンジャラス」
スポーツ報知

【アナハイム(米カリフォルニア州)=小谷真弥】エンゼルスの大谷翔平投手(23)が14日(日本時間15日)、アストロズのA・J・ヒンチ監督(43)から要注意マークをつけられた。登板翌日のこの日の本拠地・アストロズ戦は欠場したが、16、17日の同カードは指名打者として出場する予定。ヒンチ監督は「彼はデンジャラス(危険)だ。どの方向にも場外へ飛ばす力がある。足もある」と警戒した。
打者・大谷と昨季世界一軍団とは初対決となる。ア軍先発は15日がG・コール(4勝1敗、防御率1・43)、16日がJ・バーランダー(4勝2敗、防御率1・21)。ア軍はレンジャーズの長距離砲、ガロに対し外野手4人、残りの内野手3人は一、二塁間とデータ野球で思い切った守備陣形を敷くだけに“大谷シフト”にも注目だ。
前日13日のツインズ戦では6回1/3で11K1失点と好投。チームは左腕ヒーニーが8回1失点と好投し、ゲーム差なしで地区首位を奪取した。ソーシア監督は登板前後の起用について、「まだ見ている状態。情報を収集して考えたい」と起用法を模索していく考え。シーズン終盤では中0日で打者出場する可能性もありそうだ。