大谷、2点に絡んで4連勝貢献 2試合連続マルチ安打で1打点&1得点

スポーツ報知

◆マリナーズ0―5エンゼルス(4日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が4日(日本時間5日)、敵地でのマリナーズ戦で「5番・指名打者」で4試合連続でスタメン出場し、2試合連続、今季6度目の複数安打をマークした。この日では5回に適時二塁打を放ち1打点。3度出塁して1得点し、チームの5得点中2得点に絡んで4連勝に貢献した。大谷は「いいゲームだったし勝てて良かった」と振り返った。

 大谷はこの日、2回の第1打席は空振り三振。4回、先頭のプホルスが四球で歩いて無死一塁の場面で迎えた第2打席は中前にはじき返し、2戦連続安打をマークしていた。エンゼルスは続くシモンズも安打で続き、3連打で先制。その後、大谷がカルフーンの併殺打の間に本塁を踏み、2点目をあげた。

 第3打席の直前には、同僚のプホルスがメジャー史上32人目の通算3000安打を達成。敵地にもかかわらず、ファンや選手たちが偉大な記録を祝福し、球場は高揚した雰囲気に包まれていた。

 そして迎えた打席。5回2死一、二塁で左越え適時二塁打を放ち3―0。「どうかなと思ったけれど、(左翼手が)前にいたので越えるなと思った」と振り返った。

 8回先頭で迎えた第4打席は四球で出塁。1死満塁と三塁まで進んだが、後続が併殺打となりこの日2得点目はならなかった。9回1死一塁の第5打席はバットが折れての一ゴロだった。

 チームは首位を守って20勝に到達。この日は試合前にブルペン入り。変化球を交えて30球を投げた。6日の第3戦での先発登板が有力視されている。

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