ヤンキース・田中、大谷斬りへ静かに闘志 13年以来の対決へ「全く別人だと思っている」

スポーツ報知

 ヤンキースの田中将大投手(29)が今季4勝目をかけ、28日(日本時間29日)の敵地・エンゼルス戦で先発する。前回23日のツインズ戦では6回2/3で3安打1失点に抑え、3勝目を挙げた。田中は「コンディションを維持しようとは思っていない。前回登板の後にも言いましたけど、より良くなっていくためにやる。そのために調整してきている」と意気込みを語った。

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は27日からの3連戦で指名打者として準備する。28日はメジャー初対決となる可能性がある。楽天時代の13年以来の対決。打者では通算11打数無安打、6三振と圧倒した。田中は「2013年に対戦した時と今は比べはしない。全く別人だと思っている。ほんとに申し訳ないですけど、彼だけじゃないんでね。注目するのは彼との対決だっていうのは分かってますけど。その周りにいい打者たちがいますから」と静かに闘志を燃やした。

 この日はキャッチボールなどで最終調整した。練習前には大谷と再会の握手。約6分間談笑した。「日常的な会話をしただけです。別に特にこれといって。深い話をしたところでここで話せるわけはないですけど。『どう、慣れてきた?』みたいな話をしただけです」と話した。

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